昨今のインターネットの発達により、個人の翻訳者や、海外の翻訳会社というのも多く見られるようになりましたが、企業がビジネスで翻訳を社外に依頼する場合には、国内の翻訳会社を利用すべきです。 一般的に企業から個人の翻訳者への発注すると、個人の翻訳者に発注すると源泉徴収の手間が発生しますし、品質、納期、アフターフォロー等に不安がある場合が多いのです。また、連絡がつかずインターフェース上のロスが大きい場合も多々あります。詳細は 翻訳も国産−国内の翻訳会社を使おう! をご参照ください。 国内の翻訳会社であっても、その質は非常に幅があります。処理能力、納期の確実性、アフターフォローなど様々な要素がありますが、翻訳料と翻訳の質というのが一番の関心事であると思われます。大雑把に言って、翻訳の質が高い翻訳会社は翻訳料も高く、翻訳の質が低い翻訳会社は翻訳料も低くなっています。ひどい翻訳会社になると、機械翻訳で翻訳し、ちょこちょこっと手直ししただけで納品する所や、経験の乏しい翻訳学校の学生が翻訳して納品している翻訳会社もあると聞いていますのでご注意ください。 大きなプロジェクトの場合、複数の翻訳会社に分割して発注してはいけません。コントロールや訳語、訳調などの統一性の整合で大変な手間がかかることになります。 ※ 翻訳会社ソリュテックは料金的には中間程度ですが、翻訳の質においては同じ翻訳料のレンジで翻訳を行う翻訳会社と比較して、だいぶ高品質であると自負しています。これは10年以上にわたる翻訳活動の中で適正化されてきたものです。もちろん、ご相談により、更に高品質の翻訳(翻訳料アップ)を行うことも可能です。ご発注の際にご相談ください。翻訳の依頼はプロ中のプロである翻訳会社ソリュテックへ。 |
翻訳会社は星の数ほどありますが、翻訳会社によって得意・不得意があります。専門文書の翻訳は、その専門領域の翻訳を得意としている翻訳会社を選択する必要があります。そうしたことを踏まえて翻訳を依頼しないと、適正な翻訳につながらないことがあります。翻訳を依頼する担当者は、翻訳会社と事前に十分な打ち合わせを行うことが望まれます。 ※ 翻訳会社ソリュテックは、社内の翻訳者や契約している翻訳者の中から、経済、政治、技術など、原稿の専門分野に適した翻訳者を選定します。もし、適切な翻訳者がいない場合には翻訳をお請けしません。翻訳会社ソリュテック以外の翻訳会社の場合、専門分野に適した翻訳者がいなくても、仕事欲しさに引き受け、いいかげんな翻訳を行う場合が多いので注意が必要です。 |
翻訳は正確で適切なものにしようとすればするほど翻訳料や時間がかかります。従って、翻訳会社に翻訳を依頼する際には、どの程度、正確で適切な翻訳が必要なのかを見極めておく必要があります。 翻訳会社では特に要求が無い限り、その翻訳会社における標準的な翻訳精度や訳語選択や訳文のわかりやすさで翻訳を行います。従って、誤訳が含まれている可能性もありますし、訳語の選択や文体が洗練されていない可能性もありますし、わかりにくい訳文が含まれているかもしれません。翻訳料も標準的な翻訳を前提として見積られることになります。 翻訳料よりも翻訳の品質を重視したい場合や翻訳の質は悪くてもいいから翻訳料を抑えたい場合もあると思いますが、そのような場合には、翻訳会社に見積もりを依頼する段階から、はっきりと伝えておくことが重要です。 尚、翻訳料に関連する情報として、翻訳会社の翻訳料金パラメータを併せてお読みになられることをおすすめします。 |
わかりやすい日本語原稿は、わかりやすい訳文につながりますし、誤訳を防ぐことにもなります。 翻訳のもととなる日本語原稿は、日本国内での常識に則っている場合がほとんどだと考えられますが、日本の常識は世界の非常識であるという言葉があるぐらい、日本では当たり前の表現も、海外では直接それに該当する表現が無く、翻訳が難しいことが多くあります。 古くは「ぽかよけ」(ポカミス防止)、最近では「おたく」「もったいない」など日本語が海外でも使われるように、他の言語に翻訳するということには限界があることを理解しておく必要があります。 日本語原稿を、そのまま翻訳会社に渡すと、翻訳会社では翻訳にかかる労力を多く必要とすることから翻訳料がアップします。更に、翻訳された文書に誤訳が含まれる可能性や、わかりにくいものになる可能性が高まります。 翻訳のもととなる日本語原稿は、以下の「ポイント」に留意して「翻訳に適した日本語原稿」へ国際化を行うと、それらの問題を回避できます。 簡潔明瞭に翻訳原稿において、不要な語句を削除し、長い文は短い文へ分割するなど、簡潔明瞭な記述とします。そうすると、翻訳しやすいだけでなく、利用者にとってもわかりやすい文となります。※ 翻訳原稿を作成する場合、ひらがなで書けばすべて「やさしい」というわけではありません。適切さが重要です。 用語集で補完先に述べたように、日本独自のものの翻訳は困難で、無理に翻訳すると誤解を生みます。翻訳を依頼する側の担当者は、日本独自の文言や難しい用語について用語集を作成し、文言の定義を明確にするようにします。更に、その用語集も原稿に含めることが訳文を最終的に読むことになる読者の理解を助けることにもなり、望ましいと考えられます。 事前に翻訳会社と調整すると良いでしょう。※中国語への翻訳の場合、該当する訳語が無い場合、一般的に英語(日本で外来語をカタカナにするのと同じ感覚)で置く形となります。 |
文字数が多かったり、内容が難しかったり、レイアウトが特殊だったりすると翻訳時間がかかります。思ったより翻訳というのは時間がかかるものであることを理解しておく必要があります。 翻訳会社にできるだけ早く見積もりを依頼し、どの程度の翻訳期間が必要かを把握しておきましょう。尚、人気のある翻訳会社の場合、翻訳の依頼が詰まっているのが一般的であり、翻訳期間が余計にかかることを覚悟しておかなければなりません。 見積もりで得られた翻訳期間を考慮し、早めに翻訳依頼を完了させておくことが理想的です。一般的には、翻訳会社に、見積もりよりも短い納期で仕上げるよう依頼することも可能ですが、翻訳料のアップは覚悟しておく必要があります。翻訳会社に無理な要求をすればするほど翻訳料はアップします。 ※ 大きなプロジェクトの場合、企画段階から翻訳会社と組んでおくと、翻訳会社の方では、翻訳対象の内容や顧客の嗜好についての理解が深まり、同じ翻訳料であっても、より良い翻訳結果が得られる場合があります。更に、翻訳会社から色々アドバイスを受けることができ、スムーズに翻訳および前後の一連の作業を進めることができます。つきあいが深ければ色々融通もきくようにもなります。特に、顧客側に翻訳された文書(訳文)をチェックする校正者がいない場合には、このように、翻訳会社をプロジェクトに組み込んでしまう方法は非常に有益です。翻訳会社ソリュテックは経験豊富です。企画段階よりご指名ください。 |
特殊なファイル形式だと直接そのファイル形式で翻訳できない場合があります。対応できるファイル形式は翻訳会社によって異なります。また、翻訳先の言語の種類によって対応できない場合があります。また、フォントの種類によっては対応できない場合があります。2バイト系の文字同士の翻訳は要注意例えば、日本語(2バイト系)から中国語(2バイト系)のように2バイト系の文字同士の翻訳の場合、日本語(2バイト系)から英語に(1バイト系)翻訳する場合と比較して問題が起こる可能性が高まります。これは、主に、文字コードの整合性の問題です。例えば、翻訳会社より電子ファイルで翻訳された文書を送ってもらい、それを手元のローカルコンピュータで開く場合、翻訳会社で使ったフォントがローカルコンピュータにインストールされていない等の理由で文字化けしたり、印刷がうまくいかなかったり等々、予想外の苦戦を強いられることがあります。 このような問題は、本来、翻訳会社に責任があるものではなく、翻訳会社にクレームをつけるのは筋違いです。翻訳会社によっては、トラブルシューティングを支援する所もありますが、いつも使っている翻訳会社であればまだしも、そうでない翻訳会社の場合はかなりのトラブルシューティング料(相談料)やフォント変換料などを請求されることになりますのでご注意ください。 文字フォントの互換性に心配がある場合は、事前に翻訳会社に問い合わせ、できれば、ダミーの文書で互換性を確認しておくべきです。 |
いくら専門の翻訳会社に依頼したとしても、翻訳を依頼した側でのチェックは必要です。 人気のある翻訳会社の場合、翻訳の依頼がギュウギュウ詰めの状態で、翻訳者はかなりのハード・スケジュールで翻訳作業を行っています。次から次に来る翻訳依頼の中で、過去の翻訳の記憶というのはどんどん薄れていきます。ですので、翻訳結果(訳文)が納品されたら、すぐに問題が無いかどうかチェックするようにしましょう。 チェックは発注の際の要求レベルを踏まえて翻訳は絶対的な翻訳結果がある訳ではありません。1つの同じ文章を複数の翻訳者が翻訳したとすれば、それぞれの翻訳者ごとに翻訳結果が違うと言っても過言ではありません。ですので、チェックをする人と担当した翻訳者の訳語や訳調などの好みが違うことはあり得ることです。翻訳を翻訳会社に依頼するのが始めてで、翻訳というものがどういうものであるか理解していない方の中に、過剰な期待を持っていて翻訳会社に過剰な修正要求を行ったり、品質を不服として支払いを行わなかったりするケースがありますが、それは過剰な要求であり認められるものではありません。発注の際の要求レベル(要求していない場合には訳語や訳調などの好みが違うことはあり得ることを前提とした標準的なレベル)を踏まえて、妥協すべきは妥協することが必要です。 また、人間のやることですから、訳抜けや誤訳が含まれていたとしても不思議ではありません。多くの翻訳会社では、できるだけそのような訳抜けや誤訳を排除しようと努力をしていますが、訳抜けや誤訳が起こる可能性を完全にゼロにすることは不可能なのではないかと考えられます。翻訳を翻訳会社に依頼する側は、訳抜けや誤訳はあり得ることを常識として知っておく必要があります。尚、訳抜けや誤訳は、納品後、一定期間内であれば翻訳会社がフォローするのが普通です。 良い翻訳結果を得る上で、何よりも重要なのは「翻訳を翻訳会社に依頼する側と翻訳会社の間で、良好な関係を保つことである」ということです。(翻訳会社も、良い関係の取引先からの翻訳依頼だと一生懸命仕事をしますが、イヤな所からの翻訳依頼だと一生懸命やらなくてもいいやということになります。このことは、あまり語られることは無いのですが、実は結構重要なポイントだったりします。) チェック後のデータ修正方法を明確にチェック後のデータ修正は、翻訳会社が行うのか、翻訳を依頼した側の校正者が行うのかを見積もり時点で明確にしておくべきです。また、翻訳会社がデータ修正を行う場合、何回まで翻訳会社に修正の反映を求めるかを見積もり時点で明確にしておくべきです。チェック作業には時間がかかることを認識するチェックだけだからといって短期間でできるものではありません。場合によっては、翻訳作業と同じくらいの時間が必要になることがありますので、十分時間的な余裕をみる必要があります。チェック方式も検討すべし時間的に余裕があれば、一気に翻訳するのではなく、ある程度翻訳した段階でチェックし、その結果をその後の翻訳に反映するよう翻訳会社に伝える方法も良いかもしれません。また、コストがかかっても良ければ、翻訳全文の納品後、別の翻訳会社や校正を専門とする会社にチェックを依頼する方法も考えられます。 |
翻訳会社の中には、最初の翻訳料をわざと低く抑えて、改訂の際の翻訳で高額の翻訳料を請求する戦略を取っている所がありますので注意が必要です。 ※ 改訂の際に新たな翻訳会社を検討すれば良いとお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは誤りです。 改訂が発生する可能性がある翻訳は翻訳会社ソリュテックへ! 翻訳文章の改訂に潜む問題改訂作業に入ると、本体の変更部分以外で翻訳上の誤りや改善したいと思う部分が発見されることがあります。そのようなものを処理するとなると、コストと時間が必要になってきますので注意が必要です。また、時間が経過しているため、訳語が複数存在する用語の整合性も注意が必要になります。特に、改訂版の翻訳を担当する翻訳会社が、それまでの翻訳会社と異なる場合、訳語の選定、訳調なども異なり、全体の整合性で違和感が出る可能性があります。但し、同じ翻訳会社であっても、所属する翻訳者によって訳文の選定や訳調が異なるのが普通ですので、同じ翻訳者がアサインできない場合には全体の整合性で違和感が出る可能性があります。 翻訳上の誤りに関しては、本来、時間切れで翻訳会社に無償で修正を要求するのは難しいと思いますが、改訂を担当する翻訳会社が、前回の翻訳を担当した翻訳会社と同じであれば、無償で修正に対応する場合が多いと考えられます。 従って、できるだけ前回と同じ翻訳会社に依頼するのが良いと考えられます。しかし、前回使った翻訳会社に不満がある場合は、上記のような問題があってもスパッと翻訳会社を変えた方が良いのではないかと考えられます。 |
翻訳作業が終了し、印刷会社にデータ渡す場合には慎重さが必要です。 印刷はコストがかかる情報伝達手段です。翻訳した文書をWEBなどで公開するような場合には比較的簡単に修正ができますが、印刷の場合は修正は容易ではありません。 原稿を翻訳会社に渡し、何ヶ月後かに翻訳文書が納品され、それをそのまま印刷会社に渡すようなやり方は問題があります。大企業であれば、社内に有能な校正者がいるでしょうから、そこで校正を行うべきです。 |
翻訳言語の選定通常は翻訳する先の言語は決まっていると思いますが、例えば、会社案内などを作成する際、どの言語に翻訳すべきかということが課題になることがあります。そのような場合、英語と中国語に翻訳するのが一般的で、予算に余力があれば韓国語など他の言語への翻訳も検討すべきでしょう。Webページの翻訳表面上の文字以外に、メタタグなど、翻訳対象となる文字が裏に隠れています。一般的な HTML で作成されたページの場合、ブラウザで「ソースの表示」を行うと比較的簡単に裏に隠れている文字を確認することができます。また、Web ページの場合には、翻訳対象のページの洗い出しに手間がかかったり、文字コードの問題の処理などで、色々手間がかかりますので、予想以上に翻訳料がかかるのが普通です。更に、FLASHなどで作成されたファイルは、ソースコードや特殊な技術が必要になり、翻訳会社だけでは翻訳できないような場合(ソースをWEBページの開発元が握っている)もあります。※ 文字コードを正しく設定しないと文字化けすることがあります。Webページの翻訳は経験豊富な翻訳会社ソリュテックに。 |
著作権
本ページおよびウエッブサイトの著作権は
翻訳会社ソリュテックおよびそのライセンサにあります。
コンテンツの無断使用は固くお断りします。
Copyright (c) 2005_SoluTec and its licensors. All right reserved.